私は大学生の時に初めてネットオークションを経験しました。出品したのは、友人からもらったスニーカーと自身のエレキベースです。いずれも売れてちょっとしたお小遣いになりました。
いくらで落札された?
友人からもらったエトニーズ (ETNIES)のスニーカーとナイキ (NIKE)のスニーカー、アイバニーズ (Ibanez)のエレキベースです。エトニーズのシューズは3,000円、ナイキのスニーカーは1,000円で売れました。エレキベースは2万円くらいで売れました。
シューズの元手はタダなので4,000円が利益に、エレキベースは3万円くらいで先輩から買ったので1万円のマイナスですが、2年くらい使ったので元は十分取れたんじゃないかと思います。
ネットオークションを経験して思ったことは、メーカ品であれば値段を高値に設定しなければ売れるということです。大学生時代に安く仕入れて高く売る (「せどり」なんて言ったりしますね)、この知識とノウハウを習得すれば一生モノだと思います。
ある経営者のお話
私は、ネットショップを運営する会社で働いたことがあるのですが、経営者が商売気質の強い人で「商売の究極はネットオークションだ」って、ゴリ押ししていました。ある日、従業員に100万やるから自分で仕入れして稼いでみろと言ったそうです。残念ながらやるひとはいなかったみたいですが。
アルバイトで商売は学べるじゃん
確かに飲食店やアパレルショップ、お店で商売は学べるのですがそれは貴方が1から築き上げたものではないですよね。「いや、私は仕入れから、販売・企画、在庫管理までできる!」と言っても一人でお店を切り盛りしているわけではないですよね。店長や他の従業員さんと協力して運営していますよね。
これがネットオークションになるとぜ~んぶ一人でやらないといけません。最近のフリマアプリもしかりです。すでにやっている方は「エッ!?フリマアプリとか簡単じゃん!」という方もいると思います。実はすごいことなんです。突き詰めるとお店を運営しているのと同じことをしてるんですよ。
お店との違いを見つけて埋めていけば個人事業主と同じなんです。お店との違いは、例えば独自の仕入れ先を持っていたり、リピーター (常連のお客さん)がいるといった点ですね。大学生のうちにこれらを経験しておけば社会人になったときの知識やスキルの吸収スピードがぜんぜん変わります。
やっておけばよかったこと
大学生時代にやっておけばよかったな~と思うことは、とにかくタダ (ゼロ円)で仕入れることができるものをひたすら出品してみるということです。実際に売れれば需要があるということですし、売れなければ需要がないと見切りをつけます。元手はタダなので失うのは時間だけです。
しかし、これを繰り返すことで需要の目利きを養うことができます。売れるものにある共通点があるとしたらどうでしょう?ワクワクしますね。共通点のあるタダで手に入るものをひたすら探せばいいのですから。
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